概要
systemctl poweroff は、Linux の systemd においてシステムを安全にシャットダウンし、電源をオフにするコマンドです。管理者権限(root)で実行する必要があります。
基本的な使い方
systemctl poweroff
上記コマンドを実行すると、以下の流れで処理が行われます。
- 全てのサービスが停止され、ファイルシステムがアンマウントされます。
- カーネルが電源オフシーケンスを開始します。
- ハードウェアの電源がオフになります。
オプションと応用例
即時シャットダウン(-i)
インタラクティブな確認をスキップし、即座にシャットダウンします。
systemctl poweroff -i
遅延実行(–no-wall)
他ユーザーへの通知メッセージを送らずにシャットダウンします。
systemctl poweroff --no-wall
リブート前に電源オフ
システムをリブートせずに電源オフだけを行いたい場合は、通常の poweroff を使用しますが、カスタムスクリプトで systemctl reboot の代わりに systemctl poweroff を呼び出すことができます。
注意点
- 必ず重要なデータが保存されているか確認してから実行してください。
- リモート環境(SSH 等)から実行する場合、接続が切断されることを前提にしてください。
- 一部のハードウェアでは ACPI の設定が必要な場合があります。
トラブルシューティング
- 電源がオフしない:
systemctl statusでエラーログを確認し、ACPI ドライバや電源管理設定を見直す。 - シャットダウン中にサービスが停止しない:対象サービスに
TimeoutStopSecを設定し、タイムアウトを短くする。
まとめ
systemctl poweroff は安全かつ簡潔にシステムを電源オフできる重要なコマンドです。オプションを組み合わせて、環境や要件に合わせたシャットダウンを実現しましょう。